◉中古:旧筐体パッドマスク:実験1日目

試したことがある方や勘の良い方は、もうお気づきかと思いますが
今回の実験は
『レトロブライト』です。
ざっくり言うとレトロブライトは樹脂パーツ等に経年変化で起こる黄ばみを化学反応で漂白してしまう方法でキーボードやファミコン本体など色んな樹脂パーツのレストアで有名です。
専門的な詳細を知りたい方は、Wiki有識者のブログで確認してください。
※ここで補足すると前に進めないので割愛します※
樹脂が可能と言うことは、同じ方法でラバー製品も出来るんじゃね?この思考で調べたら案の定バイクのパーツ(グリップ、マット等)を漂白している方がいらっしゃいました。
『実験確定!』
『ちょっと待ってゴム製品にも色々あって素人によくわからない成分配合とか何でも出来る訳じゃなくない?』と言う意見もありそうですが
『あんな汚い面にされてんのに実験に日和ってる奴いる?』
私の記憶では、こんなことを誰か言っていた気します。夢想は日和りません!
言うまでもなく面は、ラバー製(以降、ゴム)多分、大丈夫でしょう(笑)

先ず実験を始める前に用意した物を紹介します。
◉中古旧筐体パッドマスク(以下、面)
◉トロ舟(桶)◉バケツ 
◉お湯 ◉中性洗剤(台所用)
◉ワイドハイターEXパワー(漂白剤)
◉スポンジ ◉ゴム手袋 

実験場所は自宅の駐車場と裏庭です。

自宅の外の蛇口は1箇所で自宅前を正面から見て、ちょうど建物の真ん中ぐらいに位置します。
蛇口には巻取り式の『長さ不明のホースリール』取付済みです。
※これ後に需要になるので皆さん忘れないでください※

レトロブライトは事前の洗いで出来るだけ汚れを落としておくのがポイントで最終的な仕上がりに直結します。f:id:MusoZoKei:20230821074024j:image
私は最初に中性洗剤を使い柔らかめのスポンジで表面、側面、裏面を一通り擦り洗いしてみましたが気持ち汚れが落ちたぐらいで劇的な変化ありません。※あまりの変化の無さから洗った直後の画像は撮り忘れました※
今回タワシ系は擦り傷を付けてしまう懸念から敢えて使わず次の工程に進みます。
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次の重要なポイントは科学反応を起こすための『太陽光』紫外線と漂白剤が相まって
最大の漂白効果をもたらすそうです。※場所の関係で屋内でやる場合は、UVライト、ブラックライトで太陽光の代用が出来るみたいです※
あとは洗濯と同じで漂白を促進させるためにお湯が有効らしいので動きやすい台所からバケツで調達します。お勧め温度があったかもですが、そこは気にせず水道から出てくるお湯をバケツに溜めます。
容量8Lですが目一杯溜めると自宅内から外の移動中に溢れるため一度でスムーズに運べるのは目分量で7Lぐらい。合計5杯分35L(予想)を予め面を入れた桶に移しました。続いて私が参考にした情報ではワイドハイターEXをお湯1Lに対して30mlの希釈だったので、お湯35L×30mlで計算したら1050mlです。
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ただ何故か私の脳内は分量計算の思い違いしていたのでキャップ一杯40mlで『1、2、3杯、たいぎい…あと何杯?』この辺りで実際に入れる量が約1Lと気づき
ワイドハイターの内容量確認
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事実上、少し足りませんが、そもそも最初のお湯の量35Lも適当…もうキャップは必要ありません!極端な誤差ないと己を信じてボトルから直で全てぶち込み混ぜ混ぜします。これで準備完了♪
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参考までに漬け込む前の裏面です。
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とりあえず裏面から日光に当てましたが、漂白開始から僅か15分ぐらいでこうなりました。既に変化あり。ここで表面側にひっくり返します。
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表側の漬け込む前は、この状態と思ってください。
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漬け込み→日光に当てる→20分後
開始35分ぐらいで、かなり白くなっています…

もう効果も実感して面白さしかありません(笑)

ここからは天候、時間との闘い。様子を見ながら裏返すのループですが長くなるので次のブログに続けます。